避妊・去勢手術

STERILIZATION

避妊・去勢について

避妊・去勢手術により、性ホルモンの影響を受けなくなることによって、より穏やかで安定した生活がおくれるようになることが一番のメリットです。また、手術によりオスやメスともに、将来かかる可能性がある病気(前立腺肥大、乳腺腫瘍、肛門周囲腺腫、子宮蓄膿症等)のリスクを軽減する効果も期待できます。
デメリットとしては、代謝の低下による肥満のリスクなどがあげられます。
さまざまなメリット、デメリットをご理解いただき、その上でご検討ください。

避妊・去勢を行うメリット

  • 卵巣や子宮の病気(卵巣腫瘍や子宮蓄膿症など)の予防が期待できます
  • ホルモンの病気(乳腺腫瘍など)に対するリスクが軽減します

  • 精巣腫瘍や前立腺肥大、会陰ヘルニア、肛門周囲腺種の予防が期待できます
  • マーキングや過剰に吠えるなどの問題行動を軽減できます

避妊・去勢のタイミング

避妊手術
生後6か月以降、もしくは初回の発情期・生理の終了から2か月後からが、避妊手術に適したタイミングです。
2歳の誕生日を迎える前に行うことが理想です。
去勢手術
去勢手術は生後7~8か月以降が適したタイミングです。

負担が少ない避妊・去勢手術法「シーリングシステム」を
導入しています

負担が少ない避妊・去勢手術法「シーリングシステム」を導入しています。
当クリニックでは、ペットの手術における安全性と快適性を高めるために、最新の超音波手術システム「血管シーリングシステム」を採用しています。
このシステムは、超音波を利用して血管を切開しながら同時に凝固させられる手法です。手術中の出血や患部への侵襲を大幅に軽減し、手術時間を短縮でき、ペットにかかる体力的・精神的ストレスを和らげます。さらに、縫合糸が皮膚に引き起こす反応性肉芽腫のリスクも、メスによる一般的な手術方法よりも低く抑えることができます。
当クリニックでは、ペットと飼い主様にとってより安全で快適な手術環境に努めております。

乳歯遺残
(永久歯が生えたあとも乳歯が残ってしまう状態)がある場合

ワンちゃんやネコちゃんの歯も、人間と同じように乳歯から永久歯へ生え替わります。
しかし、乳歯が残ったままになる「乳歯遺残」は、特に小型犬に多くみられます。
乳歯と永久歯の間に食べ物が詰まって、歯周病の原因となるため避妊手術・去勢手術とあわせて乳歯を抜歯します。
避妊・去勢手術を行う前の検査で乳歯遺残のチェックを行ない、もし必要であればご案内をさせていただきます。

費用(税込み、術前検査費込み)

犬去勢 体重10㎏未満 33,000円~
犬去勢 体重10kg以上 38,500円~
犬避妊 体重10kg未満 51,700円~
犬避妊 体重10kg以上 57,200円~
乳歯遺残抜歯 1,650円/1本
猫去勢 16,500円~ ※野良ネコちゃん等で術前検査を希望されない場合は別料金になります。詳しくはお問い合わせください。
猫避妊 24,200円~ ※野良ネコちゃん等で術前検査を希望されない場合は別料金になります。詳しくはお問い合わせください。